まごころの詰まった小松菜
茨城県のI様を訪問
こんにちは!
株式会社ホーネンアグリ営業部の相澤です。今回は「ホーネンアグリのお客様訪問」の第二弾として、弊社培土をご使用いただいている生産者様の圃場をご紹介させていただきます!
11月下旬、朝方の気温が一桁を記録した日、茨城県南部で葉物野菜を生産しているI様の農場を訪問しました。こちらの農場では年間を通じて小松菜を栽培されています。この日もハウス内に小松菜が定植されていましたが、驚いたことに冬期間も暖房設備は使用しないそうです。これは弊社の所在地である長岡市では考えられないことで、太平洋側の温暖な気候と日照条件があればこそのことです。冬にビニールを外さないと雪で潰れてしまう雪国から見れば、とても羨ましく感じてしまいます。
「プラグメイト」で安定した育苗
こちらでは弊社の播種用培土の定番「プラグメイト」をご採用いただいています。夏場などの高温期はハウス本圃に直接播種を行い、冬期間のみプラグトレイで育苗した苗をハウスに定植する作型だそうで、育苗時の管理のしやすさと発芽揃い、欠株の少なさが培土選択の中では重要な要素になっています。I様は288穴のプラグトレイに専用の播種機で種まきをされますが、均一に問題なく詰められて作業性や生育の揃いが良いとの高評価をいただきました。
プラグメイトは、ピートモスを主原料に赤土粒状土、パーライト等を均質に配合してあり、播種に最適な物理性となっています。その秘密は徹底した品質管理で、ポイントとしては①厳選した原料・肥料を使用すること②複数ある原料を均質に混合すること③フルイ処理を丁寧に行って塊を除去すること、などなど培養土製造のノウハウの結晶といえます。自信をもってお勧めできる商品です。
丹精込めた野菜づくり
実は今回初めて育苗時のハウスを訪問して状態を見せていただきましたのですが、ハウスが広くて驚きました。ハウス内にびっしりときれいに発芽が揃ったプラグトレイが並んでいる様はまさに壮観!とてもきれいだと感じました。この膨大な数の苗(1ハウスあたり約17,000株だそうです!)を1株ずつ手作業で定植されるとのこと。植え付けから収穫まで大変なご苦労があることでしょう。出荷の際は、かわいいキャラクターのついた専用袋に数把ずつ小分け包装されていますが、これもひと苦労だと思います。
実食!鮮度と食感に感動!
そんなI様の心がつまったような小松菜を、訪問の折に分けていただきました。濃い緑の新鮮な小松菜です。自宅に帰り、早速料理してみることに。小松菜の炒め物といえばベーコンとの相性が抜群ですが、今回はアサリと一緒に炒めてみました。新鮮な小松菜のシャキッ!パリッ!とした触感が最高で、とてもおいしかったです。日本中の方々にこの小松菜を味わって欲しいと感じました。
Iさん、ありがとうございます!!(訪問の際はまた分けてください!!)
株式会社ホーネンアグリ 営業部 相澤 知(土づくりマスター)