トリコデルマの効果を実感! ~ご採用事例~
イチゴ培地にトリコデルマを使ってみたら・・・
みなさん、こんにちは。ホーネンアグリ営業部の相澤です。
弊社のおすすめの資材「トリコパック」を使用したお客様から「効果を実感しました」とのうれしい声をいただいて現地を訪問しました。長野県南部でイチゴの栽培をされている「ヨッシャア駒ケ根」様です。
お客様からは次のようなお言葉をいただきました。
「あきひめの高設ベンチに2回使用した。昨年以来、萎黄病の発生が著しく防除による効果が見られない状態だった。今期は大幅な減収を覚悟していたところだったが、トリコパックを使用した結果、病気の拡大が大幅に減少した。」
「単純にトリコパックだけの効果かどうかは不明だが非常に満足のいく結果となった。次作以降は培土への混合も含めて広範囲で使用を検討していきたい。」
「バイオスティミラント資材を有効に使用して、農薬の使用量減少にもつながっていけば商品価値も上げられるので、収量の増加と合わせてうれしい効果だった。」
トリコパックの可能性に期待
昨年から製品としてリリースした「トリコパック」は、有用菌トリコデルマを高濃度培養した微生物資材です。担体(菌を効率よく培養・生存させるための素材)に付着したトリコデルマをティーパックの要領で水中に分散させて使用する資材です。パックの状態ならば常温で保管できるので取り扱いが容易です。トリコデルマには今回実感いただいた病害抵抗性のほかに、生育促進作用も期待できます。イチゴで言えば、育苗時の根はりの強化や活着の促進にも効果が期待できると思います。今後使用していただきながら、実圃場ならではの効果を教えていただけるのではないかと、こちらも期待しています。
ヨッシャア駒ケ根様はお客様目線
今回訪問したヨッシャア駒ケ根様ではそろそろ春のイチゴの季節が終わりになろうとしています。
あきひめ、紅ほっぺ、かおり野、やよいひめ、おいCベリーなど、多種類のイチゴを栽培して、食べ比べができるもぎ取りいちご園を運営されていますが、なんといっても注目したいのがベッドの高さです。一般的なベッドよりはるかに高い位置で栽培しているのです。
実は、もぎ取りに来られたお客様の「目の高さにイチゴがある」ことがポイントなんだそうです。高い位置にベッドがあるため、栽培上必要な葉搔きや調整などの作業は踏み台に上がって手を伸ばしてやらなければなりません。大変な作業だと思います。まさにお客様目線だと実感しました。
次の訪問でも新しい発見がありそうで、楽しみです。
株式会社ホーネンアグリ 営業部 相澤知